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創立の基盤である仏教精神のもと、
ともに苦しみ、
ともに喜ぶ相互扶助のこころを生活信条とし、
「いのちの輝き」を追求する。
 
 




理事長
本田眞哉
    

 
     「想定外」


  煩悩具足
(ぼんのうぐそく)の凡夫 (ぼんぶ)
  火宅無常
(かたくむじょう)の世界は、
  よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと、
  まことあることなきに、
  ただ念仏のみぞまことにておわします

                  唯圓?『歎異抄(たんにしょう)』より

   

 ご承知のように3月11日東北地方を中心に激震が発生しました。加えて、猛烈な津波が発生し街々を襲い、その様子がテレビで生中継のように報道されました。大きなうねりが海岸線の堤防を乗り越え、建ち並ぶ家々をプカプカと浮かせながら奥へ奥へと流れ込みます。まるでミニチュア・セットで映画を撮影しているよう。

 我が眼を疑いましたが、これは現実だったのです。あの流されていく家々、住人が中にいながら流された住家もあったでしょう。とにかくショックでした。その後続報で、あちらの街こちらの村に押し寄せる津波の実態が“実況中継”のように放映されました。犠牲になられた方々には心より哀悼の誠を捧げ、被災されたみなさまには衷心よりお見舞い申し上げます。

東北地方の地理に疎い私にとっては、津波被害を受けた海岸線が数百キロ及ぶと聞いてビックリ。素人判断でも、当該地の復興には膨大な資金と長い年月を要し、並大抵ではないと思っていた矢先、新たな難問題が発生。それは東京電力の福島第一原子力発電所の津波被害に伴う放射能漏れ。

東京電力も、原子力安全委員会も、内閣も全く未経験の事態。試行錯誤・手探りの対応しかとれないことはよく分かりますが、地震発生から2ヶ月を経て炉心溶融が疑われると発表。何か胡散臭い説明のようでした。うがった見方をすると、当初からその事実が分かっていたのにプレス発表をしなかったように思われてなりません。

ことほど左様に、何か“後出しジャンケン”のような対応が多かったような気がしてなりません。もちろん“未知との遭遇”ですので判断間違いや計算間違いもあるでしょうが、事実のまま発表してもらいたいものです。報道番組では、キャスターの問いかけに対していわゆる「学識経験者」がコメントするケースがたびたび見受けられましたが、当局者の発表内容に鋭く切り込む例はあまりなかったように思います。

一方、自身で解析したデータを基に、なるほどと思わせる解説をされるコメンテーターもいました。また、4階建のビルが津波で浮き上がって横倒しになり数十メートル押し流された現場では、ある地震学者は「想定外のことです」とおっしゃっていました。ビルが根こそぎ倒されて流されるような巨大津波は想定していなかったということなのでしょう。

 となると、「想定」とはいったい何なのでしょう。防潮堤の高さからすれば、津波の高さは最高数メートルと想定したのでしょう。百年か二百年遡って当該地を襲った津波のデータを基に防潮堤の高さを設定したと思われます。確かに過去の経験・歴史等を基に災害等の状況を想定し、その対応策を考えることは当然のことで間違いではありません。今回の経験を踏まえて「想定」が変えられ防潮堤・防波堤の高さの基準が改定されることでしょう。しかし、その新基準も「絶対」ではなく、あくまでも「相対」の世界での定めであることを心にとめておくべきだと思います。

「よろずのこと、みなもってそら(空虚)ごと、たわ(根拠のない)ごと」の世界、みな仮の世界でのこと、と『歎異抄』教えてくださっているのです。同じ意味のことを聖徳太子は「世間虚仮、唯仏是真」とおっしゃっています。いくら科学文明が進歩し、科学技術が発達してもやはり「人知」は人知、大自然の「真理」に対しては謙虚であるべきだということを、今回の大自然災害が私たちに教えてくれているのだと思います

                                     合 掌

《2011.5.15 理事長・本田眞哉・記》 

 




 

 
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 愛知育児院のモットーは「いのちの輝き」です。120年以上にわたって培われた仏教精神に基づいて、各施設が、日々の業務の中でこのモットーを具体的に実践できるよう法人本部としてリーダーシップをとります。また、愛知育児院の伝統に学び、将来の指針を明確にしていきます。

 複合施設としての有利性をいかし、お年寄りと子どもたちの世代間交流を積極的に進めます。

 市の所管局(子ども育成課)と連絡を密にとり、より健全な法人運営ができるよう心がけます。
 
 

 


 各施設の課題を共有し、その解決に向かって適切なアドバイスなどを与えるようにします。今の課題は、ケアハウス入所の方々の介護度が進んでいく中、この問題を新規事業も視野に入れながら解決していくことです。

 平成21年度は、新型インフルエンザの影響で、計画していた施設間交流が十分に実践できませんでした。平成22年度は、例年以上に施設間交流を盛んにし、21年度分を取り返したと思っています。

 法人本部の資金的運営がスムースにいくためにも「愛知育児院友の会」の支援をより強力にしていきます。

 理事会・評議員会の開催、運営が円滑にすすむよう心がけます。
 
 
   
 施設間交流、地域との交流の場として、秋の「ふれあいまつり」を盛大に行います。また、機関紙「南山の森」は定期的(年3回)に発刊し、愛知育児院の活動を広く紹介し、より多くの人に理解を広げます。

 毎月開催の「法人連絡協議会」「施設長会議」での審議内容・決定事項を全職員に周知徹底し、組織として円滑に運営できるようにします。

 任意団体「愛知育児院友の会」の会員確保につとめ、物心両面で愛知育児院を支えます。

 
 
 
 
 

 
 




監事内部監査  5月
職員交流会

 5月

理事会、評議員会  6月、10月、2月 その他随時
苦情解決委員会  6月、10月、2月
物故者追弔会  8月
ふれあいまつり 11月
報恩講 12月
 
   


●創立:明治19(1886)年10月 名古屋市熱田区正覚寺内

●移転:明治25(1892)年11月 名古屋市中区矢場町白林寺内

●財団法人認可:明治37(1904)年2月

●現在地移転:明治42(1909)年4月 鳳凰山新豊寺跡

●社会福祉法人認可:昭和27(1952)年5月

●養護施設名称変更:愛知育児院を南山寮と改称

●保育所南山ルンビニー保育園設置認可:昭和44(1969)年12月1日

●特別養護老人ホーム南山の郷設置認可:平成11(1999)年 4月1日

●南山の郷居宅介護支援事業所設置認可:平成12(2000)年 4月1日

●社会福祉法人愛知育児院創立120周年記念事業:平成18(2006)年10月・11月

●駐車場の拡充及び南山寮の園庭の整備:平成19(2007)年8月



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法人事務所 〒466-0835名古屋市昭和区南山町5番地
TEL 052-831-3451
FAX 052-831-3452
E-mail aichi.ikujiin.120@nanzan-v.com
地下鉄鶴舞線 杁中(いりなか)駅下車2番出口より徒歩約7分
  
 


 


児童養護施設 南山寮
保育所 南山ルンビニー保育園
特別養護老人ホーム 南山の郷
高齢者在宅サービス ショートステイ/デイサービス/居宅介護支援
ケアハウス 南山の郷



 
 

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新規事業三施設起工式を挙行

 社会福祉法人「愛知育児院」は、時代社会の要請に応えて高齢者対応施設を増設することを発願。爾来種々検討すること1年余、「認知症対応型共同生活介護」、「小規模多機能型居宅介護」、「適合高齢者賃貸住宅」の新事業を展開することになりました。

 新事業のための施設新築工事の設計・監理は(株)錦建築設計様、施工は(株)服部工務店様が担当していただくことになりました。なお、施工業者については、名古屋市の指導のもと、一般競争入札で決めました。当初10社から応札の申し出がありましたが、辞退等があり最終的には5社による競争入札となりました。1回目の入札で(株)服部工務店様が落札されました。

 諸般の準備も整い、2011年8月26日(金)三施設の新築工事起工式を営む運びとなりました。仏教精神を理念として120余年の伝統を受け継ぐ本法人では、起工式も仏式で執行。正面の笹竹に本尊阿弥陀如来の掛け軸を掛け、花・香・蝋燭の三つ具足を設え、お仏供と華束を供えます。式次第は下記のとおりです。
 

起工式場正面の仏式荘厳 焼香する古川忠利当院施設長
読経する当院寺西常務理事と焼香する砂山事務長 焼香する栢本良三(株)錦建築設計代表取締役
焼香する榊原明美(株)服部工務店代表取締役社長 刈初めをする本田眞哉当院理事長
榊原明美(株)服部工務店代表取締役社長の鍬入れ あいさつをする本田眞哉当院理事長
栢本良三(株)錦建築設計代表取締役のあいさつ 榊原明美(株)服部工務店代表取締役社長あいさつ
起工式法要中導師・本田理事長が朗読した「表白」

新規事業工事進捗状況

 


          駐車場拡充&園庭整備
 
 懸案となっていました駐車場の拡充及び南山寮の園庭の整備を行うことができました。設計は錦設計株式会社にお願いし、施工業者は指名競争入札で落札した徳倉建設株式会社。
 
仏式で起工式 南山寮寮生の運動場園庭の工事開始
雨天続きで工事は若干遅れ気味 玄関ロータリー前の駐車場工事
駐車場工事はほぼ完工
高台を整備して南山寮寮生の運動場が誕生
フェンスに囲まれた運動場を東側から臨む 玄関前ロータリーに新設された駐車スペース
  
 
      
愛知育児院
 
全国社会福祉協議会設立100周年記念式典において
 

特別表彰 受賞



 天皇皇后両陛下ご臨席のもと、全国社会福祉協議会設立100周年記念式典において、わが社会福祉法人「愛知育児院」は特別表彰を受賞しました。全国社会福祉協議会の前身である中央慈善会設立当初会員の中では、40法人が特別表彰の栄に浴しました。
 平成20年10月6日午後3時開式。式場は新霞ヶ関ビルの全社協・灘尾ホール。
 
 

 


 


 

  
祝賀会(挨拶は斎藤十朗会長)